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建築のこと
樹木の手帖_030
「ウツギ」の名がつく植物は多いですが、ノリウツギはアジサイの仲間で、山地の明るい場所に生えており、庭木として植えられることもあります。両性花を装飾花を囲むような花のつくりは、ガクアジサイと同じですが、両性花の柄が長く、花が高くなり、花の咲く時期はアジサイより遅いのが特徴です。 -
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樹木の手帖_029
別名「サワアジサイ」とも呼ばれ、山地の沢沿いに良く生えています。タマアジサイと同じように葉に光沢がほとんどなく、鋸歯は鋭いです。ガクアジサイのように両性花の周囲に装飾花を咲かせていますが、装飾花が円形だったり、細く尖ったりと変異が多いようです。葉は、アジサイより薄くて細長く小ぶりです。 -
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樹木の手帖_028
意外にも野生の個体は少なく、房総や伊豆など海辺の一部に自生するのみです。中央部に小さな花が集まっており、周りを囲むようにある花弁に見えるのは萼片で、装飾花と呼ばれています。この装飾花が小さな両性花を囲む「額縁」に見える様子から、ガクアジサイという和名になったようです。 -
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樹木の手帖_027
山地の沢沿いなどに生えています。ガクアジサイ等のアジサイ類の中でも最も大形の葉で、鋸歯は針状で細かくギザギザしています。葉の光沢はなく、表裏とも堅い毛が多く、ざらざらしています。アジサイ類は花の咲く時期は梅雨頃のイメージですが、タマアジサイは夏から秋にかけて花が咲きます。 -
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樹木の手帖_026
庭木や街路樹として広く植えられています。樹皮が剥がれ、すべすべになり、猿が木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうなことから、和名がついたといわれています。花は真夏を象徴する花の一つで、花の咲く時期がとても長く、百日咲き続ける花として、「百日紅」と書かれたらします。 -
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樹木の手帖_025
温暖な地域の海沿いに生え、植え込みや生垣によく植えられています。楕円形の葉が枝先に車輪状にまとまってつき、シャリンバイに似ていますが、葉の上半分くらいに小さいが鋭い鋸歯があり、パリパリとした質感をしています。葉柄は短く、褐色の毛が生えていて、葉裏の葉脈は不明瞭です。 -
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樹木の手帖_024
山野に普通に生え、特に関東地方に多く、公園樹や街路樹として植えられています。よく似た樹木で、アラカシやウラジロガシがあります。材が白いのが和名の由来だそうで、道具の柄や建材などによく利用されています。葉は葉先に向かって細長くなる形で、鋸歯はアラカシに比べると低く、ウラジロガシよりとがりません。 -
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樹木の手帖_023
身近な山野に普通に生え、庭木や公園樹にもされています。関東よりも西日本に多いようで、いわゆるドングリがなる木の代表的な樹種です。葉は倒卵形で、カシ類の中では葉の幅が広く、葉先から途中までしか鋸歯がないのが特徴ですが、葉には変異があり、細い葉や葉元近くまで鋸歯がある葉もあるので、複数枚確認しましょう。 -
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樹木の手帖_022
秋の紅葉と言えば、「モミジ」が思い浮かぶほど、日本人には馴染みの深い樹木ではないでしょうか?葉の形は特徴的で、裂片は5~7つに分かれており、粗目の鋸歯があります。秋には燃えるような真紅に色づき、見る人を惹きつけますが、春の新緑も綺麗で、小さくて可愛らしい赤い花を付けます。 -
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樹木の手帖_021
山地の乾燥した林内や尾根などに生え、西日本に多く、庭木としても植えられます。葉は主脈が明るく目立ち、縁が波打っています。6月~7月頃に花が咲くが、あまり目立ちません。秋には、直径5㎜程の実をつけますが、赤く、果柄が長く、サクランボのように垂れ下がり、愛らしいです。ソヨゴは雌雄異株で、雌にしか実がつきませんので、 -
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樹木の手帖_020
中国原産で全国的に植えられています。花が美しく、観賞用として多くの品種があり、庭木や公園樹などで楽しまれています。一本の木に異なった色の花を咲かせる品種もあります。低木で高さが2mぐらいまでで、樹形は、細い幹を複数出す株立ちの樹形になります。葉はへら型で低く鋭い鋸歯があり、短い枝にはとげがありますので、注意しましょう。 -
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樹木の手帖_019
温暖な地域の山野に生え、庭木や公園樹として植えられています。葉は卵形で光沢が強く、葉先は短く出ています。側脈が平行に並んでいて、目立ちます。初夏に手裏剣のような白い花を咲かせますが、花の香りが良く、キンモクセイ、ジンチョウゲと共に三大香木とされています。 -
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樹木の手帖_018
中国原産で室町時代以前に渡来したといわれているそうで、花の香りが良く、庭木としてよく植えらており、キンモクセイ、クチナシと共に三大香木とされています。白あるいは紅紫色で手まり状の可愛らしい花を咲かせます。早春に強い芳香を放つので、ジンチョウゲの花の香りで春の訪れを感じる人も少なくないかもしれません。 -
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樹木の手帖_017
秋にオレンジ色の花が咲き、強い香りを放つキンモクセイはギンモクセイの変種とされています。ギンモクセイは白い花を咲かせ、芳香はキンモクセイほど強くありません。葉はキンモクセイより幅広で細かい鋸歯があります。葉先は細長く伸び、葉脈は比較的くっきりしています。 -
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樹木の手帖_016
キンモクセイと言えば、オレンジ色の花で独特な香りが思い浮かびます。キンモクセイ、ジンチョウゲ、クチナシは三大香木と呼ばれており、香りが特徴的です。常緑の小高木で、葉は細長く、葉先は鋭い。葉のふちは大きく波打ち、表面は革のように滑らかで光沢があります。光に透かすと葉脈がよく目立ちます。 -
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樹木の手帖_015
身近な緑地や山野に普通に生え、庭木や公園樹としても植えられています。葉は楕円形の大きな葉で、厚み、光沢があり、鋸歯が大きくギザギザした葉が特徴です。初冬ごろから赤い実をつけ、花が咲くころまで実が残っていることがあります。ただし、雌雄異株で実がつくには、雌の木のみで、オスの木は実がなりません。 -
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樹木の手帖_014
特に温暖な地域に多く、海岸に近い林などに生えています。丈夫で、条件の悪い環境でもよく育つため、植え込みや生垣としてよく植えられています。葉はへら形をしており、細かくて浅い鋸歯があります。丸みがあり可愛らしい葉です。葉には変異があり、幅が広い葉や狭い葉があるのが特徴です。 -
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樹木の手帖_013
温暖な地域の山地に生え、各地で生垣としてよく植えられています。カナメモチは別名、ベニカナメとも呼ばれ、頻繁に刈られることで若葉がよく出て、生垣は赤く染まります。葉は細長い倒卵形で、小さくて鋭い鋸歯が特徴です。実は赤い果実をつけ、ヒヨドリやツグミなどが食べに来ます。 -
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樹木の手帖_012
公園樹や庭木、生け垣として全国的に植えられています。春にスズランのような下向きの小さな白い花を一斉に咲かせます。5枚前後の葉を車輪上につけることを繰り返して枝葉を伸ばします。葉は倒卵形で細かい鋸葉があります。花も可愛らしくて良いですが、秋の紅葉も木全体が赤く染まって、とても鮮やかで美しく、見応えがあります。 -
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樹木の手帖_011
ブルーベリーは北米原産の数種の低木の総称で、ローブッシュブルーベリー、ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリーなどがあります。葉は葉柄が極端に短く、細長い卵形をしています。花はスズランに似ていて、下を向いて咲くベルのようです。品種によって、花の色は若干違いがあるようです。
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