大事にしたいこと
これからの住まいづくり
住まいというものは、まず第一に外的な危険から人を守り、安全で安心できることが重要です。その上で、その住まいが手を加えながらも長く使い続けられることが大事だと考えています。そのために、確かな耐震性・快適な温熱環境・容易なメンテナンス性を基本に、飽きのこないデザインを大事にしたいと考えています。 また、これからは日本の人口も減り、空き家がさらに増えると言われており、それらの利活用も重要課題です。古い建物は解体してしまえば簡単なのかもしれませんが、様々な問題もあり簡単にはいきません。空き家や既存の住まいをしっかりと性能上げて改修し、長く使っていくことが、今起きている様々な問題の解決策の一つになるのではないかと考えています。 日本は、暮らしに関わるものの自給率が低く、世界情勢に影響を受けやすいことが、ここ最近、鮮明になってきたように思います。特にエネルギーは致命的です。これからも光熱費の上昇は予測されており、CO2の削減対策も進んでいくことから、住まいづくりの見直しは必至でしょう。
住まいづくりのポイント
これからの住まいづくりは、長期的なメリットをトータルで考えて進めていかなければいけないと考えています。短期的なメリットで考えてしまうと、数十年後、後悔しているかもしれません。 後悔しない住まいづくりのポイントをまとめます。
① 確かな耐震性
② 快適な温熱環境
③ 容易なメンテナンス性