富山の森について学ぶ!森を見る力を養い、森の暮らしを身近なものに。

森の危険を知る

 森には危険もいっぱいです。森にある危険も正しく理解して、楽しく森を学びたいものだと思います。森で事故が起きる時、多くの場合は、要因が重なって事故が起きます。地形や視界、気象条件、生物など要因はいろいろ考えられます。しっかりした知識を持ち、適切な装備で森に入らなければいけません。
 地形では、崖や谷など、滑落や崩落、洪水等に注意が必要です。また、森は病院からも遠いということが考えられ、何かあった時のことも考慮し、下調べが大事だと感じました。
 気象条件では、急な豪雨、雷、洪水、霧等、注意が必要です。山の天気は変わりやすいとよく言われますが、軽い気持ちで森へ入らないようにしましょう。冬期では雪が降りますので、積雪や雪崩なども気をつけましょう。
 生物では、スズメバチやマダニ、ドクガ等、注意が必要です。また、クマやマムシ等の動物にも注意しましょう。最近では住宅地でもクマが出てきます。今回森へ入った時も「熊棚」を見ることができました。相当高い場所にあり、クマって凄いなと思いました。
森の中_熊棚

熊棚とは…

 クマは、大きな体をしていますが、木登りが得意です。器用に木に登り、枝を折って木の実などを食べます。食べ終わったその枝をお尻の下に敷いて出来たものだそうです。
 いろいろ考えてしまうと、やはり森に入るのは怖くなってしまいます。初めは、森をよく理解した人と共に森へ入るのが一番良いでしょう。「身近にそんな人いない!」という方は、「TOGA森の暮らし塾」というものがあります。スポットでの参加もできますので、森や森の暮らしに興味のある方は、是非一度HP等をご覧ください。
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森の中_広葉樹林

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