デジタルファブリケーションに挑戦しよう!自作本棚をつくろう!

本棚製作にチャレンジ!

 今回は、本棚の製作にチャレンジしたいと思います。購読している雑誌も増えてきて、置場にも困ってきました。処分すればいいのですが、なかなか捨てられず、既存の造作家具があるのですが、一部有効に活用されていない場所があったので、仕切って本棚にしようという計画です。家具の中に家具をはめ込むという「家具in家具」をやってみようと思います。
 製作する家具は、できるだけ接着やビス等を使わずに組み立てられるようにしたいと考えています。
木工家具
 「EMARF」を利用して、ぴったりの本棚を制作してみたいと思います。デジファブでの良いところは、組み立て家具のように比較的手軽に作ることができ、既製品ではないのでサイズもぴったり合わせることができます。変な隙間が空かないので綺麗に納まります。データ作成は少し手間がかかったり、失敗することもあるかもしれませんが、試行錯誤しながら作ってみるのも楽しいのではないかと考えています。

本棚のデータ作成

 今回は、既存の造作家具にはめ込む本棚ということで、まずは既存の家具を測りました。最近では、デジタル技術がどんどん進化しており、最新のiPhoneでは手軽に3Dスキャンができてしまいます。細かな部分はしっかり計測が必要かと思いますが、初期段階の検討にはイメージが分かりやすく、大まかな計画ができ、とても便利です。
イラスト_家イメージ
点群データ
3D点群データ
イラスト_家イメージ
既存家具モデル
既存家具作成データ
イラスト_家イメージ
 本の高さや収納するものを考えながら、いろいろ検討していきました。組み立て方も検討しながら、3Dデータを作りながらいろいろな形状を考えました。「EMARF」というサービスを利用するため、3×6板または、4×8板の合板等の加工となります。そのサイズに納まるよう、無駄な材料が出ないように設計したいと思い、設計するのに結構時間が掛かりました。
 あとは、細かな接続部の確認をし、「EMARF」に入稿すれば、あとは、加工して郵送してくれるのを待つだけです。

 「EMARF」に興味がある人は、チャレンジしてみてください。もし、チャレンジしてみたいけど、ちょっと自信がないと思われる方、データ作成等のサポートもできますので、ご相談ください。
製作本棚モデル
作成データ
Shopbot加工の様子

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