写真の基礎
カメラの絞り(f値)によって写真の印象も変わりますから、いろいろ試してみてほしいと思います。デジタルカメラであれば、モニターで確認できたりもしますので、初心者の方にとってはとてもメリットがあります。楽しみながら、少しずつ上達できると良いですね。 続いては、レンズの選び方についてまとめてみたいと思います。
レンズの選び方
それでは、レンズについてまとめてみたいと思います。レンズは種類も多く、選ぶのに大変迷うと思います。自分が主に何を撮りたいかによって、レンズは変わってくるものです。まず、何を撮りたいを考えてみましょう。
まず、レンズは大きく分けると、ズームレンズと単焦点レンズがあります。ズームレンズとは、焦点距離をある範囲で自由に変更できるレンズのことです。対して単焦点レンズとは、焦点距離が固定で変更できないレンズのことです。初めて一眼レフカメラを購入された方は、ズームレンズがセットになっているものを購入されている方が多いのではないでしょうか?何を撮りたいか漠然としている場合は、とても便利なレンズだと思います。しかし、一歩進んで写真にチャレンジしたい方は、単焦点レンズも検討してみてください。 単焦点レンズの特徴としては、特定の焦点距離に合わせて設計されているため、レンズが明るく、画質が良いということと、ボケ具合が絶妙です。是非体感してください。
レンズの種類
次にレンズの種類についてまとめていきます。撮りたい被写体によって使い分けが必要になりますので初心者の方は、参考にしてください。
- 超広角・広角レンズ
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一般的に焦点距離が35㎜以下の画角が広いレンズのことをいい、広い範囲をダイナミックに撮影した場合や、室内で広い範囲を撮影したい場合等に適しています。
- 標準レンズ
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一般的に焦点距離が50㎜前後のレンズのことをいい、人の目で見た印象に近い撮影ができると言われています。基本中の基本のレンズという感じです。
- 中望遠レンズ
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一般的に焦点距離が70㎜~100㎜程度のレンズのことをいい、遠目からの撮影やアップの写真を撮影したいときに使用します。ポートレート撮影でよく使われたりします。
- 望遠・超望遠レンズ
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一般的に焦点距離が100㎜~400㎜程度のレンズを望遠レンズ、400㎜以上のレンズを超望遠レンズといい、遠目からの撮影が必要な鳥や動物なの度の撮影やスポーツシーンの撮影などによく使われています。
焦点距離の違う写真の参考に並べてみます。
その他のレンズの種類としては、下記のようなものもあります。
- マクロレンズ
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一般的に最大撮影倍数が1倍(等倍)や0.5倍で、被写体が大きく写るレンズのことをいい、花や昆虫などの撮影に活躍します。
- 魚眼レンズ
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対角線魚眼レンズと円周魚眼レンズがあり、撮影すると被写体が歪んで写ります。
- シフトレンズ
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特殊なレンズで、建築写真の撮影等によく使用されます。一般の方はほぼ使わないレンズかもしれません。
レンズの種類はたくさんありますが、撮りたい意図に合わせて、適切なレンズを選びましょう。最初のうちは分からないと思いますので、写真雑誌等で気に入った写真など見ると、レンズや焦点距離、f値、シャッタースピードなど表示してあるものもありますので、参考にするのが良いと思います。 良いレンズは、やはりいい値段がします。何本もシチュエーションに合わせて買い揃えるのは非常に大変なことです。最近では、レンズのレンタルも便利にできるようになってきました。これ欲しいなと思ったレンズがある方は、是非一度レンタルしてみて、気に入ったら購入するなどしてみると良いかもしれません。
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