写真の基礎
昔から写真を撮るのが好きで、小学校の時に「写ルンです」が発売され、行事ごとがあればパシャパシャ撮っていた思い出があります。最近また流行っていますが、当時はとても画期的だったのではないでしょうか?
私が本格的に写真を撮りだしたのは大学生の頃ですが、あの頃は、フィルムカメラがまだまだ主流で、カメラ屋さんによく現像を頼みに行ったものです。今は、デジタルカメラが主流になり、気軽にカメラを扱えるようになったと感じています。デジタルカメラの価格も下がってきて、一眼レフのデジタルカメラでも性能の良いものが、比較的お手頃に買えるようになったことはうれしいばかりです。でも、今でも時々、フィルムの写真も撮ったりします。
カメラの絞り(f値)
はじめに、カメラの絞り(f値)について、まとめてみたいと思います。私はプロではないので、技術的なことはあまり書きませんが、もっと詳しく勉強したい方は、本を読んだり、教室に通ったりしてくださいね。 絞りとは、カメラで光の入り具合を調整している装置のことを言います。下記のような特徴があります。
絞りを開ける ⇒ f値は小さい ⇒ 光に入る量が多い ⇒ シャッタースピードは速くなる
絞りを閉める ⇒ f値は大きい ⇒ 光の入る量が少ない ⇒ シャッタースピードは遅くなる
絞りとシャッタースピードは密接な関係があり、思い通り写真を撮るためには、とても大切で基本的なことなので、はじめはイメージとしてでも良いのでしっかりと理解しましょう。
f値とボケ
写真を上級者っぽく見せるためには、ボケは重要な要素です。f値とボケの関係を理解して、魅力ある写真を撮ってみましょう。 f値の違いによる写真の写り方を見てみましょう。
写真で見ると、f値が小さいほど、ピントの合う範囲(被写界深度)が浅く、背景が大きくボケていることが分かります。f値が大きくなるほど、ピントの合う範囲が広くなり、ボケ方が弱くなります。このことを理解し、いろいろな写真にチャレンジしましょう。 ちなみに、カメラにはいろいろなモードがありますが、私は専ら、絞り優先モードで撮影しています。このモードは、f値を指定するとシャッタースピードが決まるモードで、ボケ具合を調整しやすいモードだと思います。 ボケ具合は、撮りたい被写体によって変わってきますので、撮りたい意図によってf値を変えていきましょう。始めたばかりの人は、ボケ具合がイメージできないかもしれませんので、f値を変えて何枚も撮ってみましょう。「とにかく撮ってみる」が上達への近道だと思います。楽しんで、いっぱい撮りましょう。
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