樹木の手帖_017

樹木_ギンモクセイ

ギンモクセイ

【銀木犀】Osmanthus fragrans var. fragrans

 モクセイ科モクセイ属

 分  布 :中国原産

 樹  高 :小高木[3~6m]

花が咲く時期:9月~10月頃

実が熟す時期:-

◇特徴

 秋にオレンジ色の花が咲き、強い香りを放つキンモクセイはギンモクセイの変種とされています。ギンモクセイは白い花を咲かせ、芳香はキンモクセイほど強くありません。葉はキンモクセイより幅広で細かい鋸歯があります。葉先は細長く伸び、葉脈は比較的くっきりしています。庭木や公園樹として植えられていますが、キンモクセイの方が印象的なせいか、あまり見かけないように思います。
 ギンモクセイも比較的丈夫で育てやすい樹木のようです。キンモクセイよりも香りが弱いということで、キンモクセイの香りがちょっとという方は良いかもしれません。ギンモクセイとヒイラギの雑種とされるヒイラギモクセイという種もあるそうです。
樹木_ギンモクセイ

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