アオキ
【青木】Aucuba japonica
ミズキ科アオキ属
分 布 :北海道南部~沖縄
樹 高 :低木[1~3m]
花が咲く時期:3月~ 4月頃
実が熟す時期:11月~ 4月頃
◇特徴
身近な緑地や山野に普通に生え、庭木や公園樹としても植えられています。葉は楕円形の大きな葉で、厚み、光沢があり、鋸歯が大きくギザギザした葉が特徴です。初冬ごろから赤い実をつけ、花が咲くころまで実が残っていることがあります。ただし、雌雄異株で実がつくのは、メスの木のみで、オスの木は実がなりません。 若い枝と幹は緑色で全体的に濃い緑一色に見えます。これが和名の由来だとも言われています。アオキは、北側の庭など条件の悪い日陰で良く育つので、江戸の昔から庭木としてよく植えられていたようです。逆に日差しが強すぎると生育が悪くなるので、直射日光や西日の当たる場所は避けた方が良いようです。冬でも青々とした葉と赤い実が庭を彩ってくれますし、斑入りの品種もあり、家の雰囲気に合わせた使い方もできそうです。
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