樹木の手帖_014

樹木_マサキ

マサキ

【正木】Euonymus japonicus

 ニシキギ科ニシキギ属

 分  布 :北海道南部~沖縄

 樹  高 :低木[2~5m]

花が咲く時期:6月~ 7月頃

実が熟す時期:11月~ 1月頃

◇特徴

 特に温暖な地域に多く、海岸に近い林などに生えています。丈夫で、条件の悪い環境でもよく育つため、植え込みや生垣としてよく植えられています。葉はへら形をしており、細かくて浅い鋸歯があります。丸みがあり可愛らしい葉です。葉には変異があり、幅が広い葉や狭い葉があるのが特徴です。
 最近、生垣を植えることも少なくなったように思いますが、協定などで決められている地域もあります。マサキは生垣の定番といっても良い樹木ではないでしょうか?
 冬には赤い実をつけ、同属のマユミと同じように、果実が4つに裂けて、中から赤い種子を出します。また、1年目の若い枝は緑色で、これもマユミなど同じニシキギ属の他種との共通の特徴です。
樹木_マサキ

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