サザンカ
【山茶花】Camellia sasanqua
ツバキ科ツバキ属
分 布 :四国、九州、沖縄
樹 高 :小高木[5~ 6m]
花が咲く時期:10月~12月頃
実が熟す時期:10月~12月頃
◇特徴
サザンカは暖かい地域の山地に生え、庭木や生け垣でよく見かける樹木です。ツバキととても良く似ています。葉は厚く光沢はありますが、ヤブツバキより少し小さめです。葉先はわずかにくぼんでいます。葉柄や枝に毛が多いのも特徴のようです。ヤブツバキと同じように種子からは油が採れ、利用されています。 サザンカは生け垣でよく見かけますが、ツバキ同様、品種が多くいろいろな花が楽しめます。野生のサザンカは白いひと重咲きの花です。サザンカはツバキとよく似ており、見分けが難しいです。ツバキとの見分け方は、上記にもありますが、まず、葉柄や枝に毛が生えています。ツバキには毛はありません。また、花は黄色い雄しべがヤブツバキのようにまとまっておらず、離れています。そして、ヤブツバキは花が丸ごと落ちて散るのに対して、サザンカは花弁が1枚ずつ落ちて散ります。 近所にツバキやサザンカがある方は観察してみると面白いですよ。不審者に勘違いされないように(笑)
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