アオダモ
【青梻】Flaxinus lanuginosa
モクセイ科トネリコ属
分 布 :北海道~九州
樹 高 :高木[5~10m]
花が咲く時期: 5月頃
実が熟す時期:10月頃
◇特徴
冷涼な山地に生える落葉高木で樹皮は白くなめらかです。小葉は普通2~3対で、はっきりとした波形の鋸歯で、葉先は細長く伸びています。花は、線形状の白い花がたくさん咲きます。同属にマルバアオダモがありますが、葉で区別することができます。葉の鋸歯はごく低く、丸みが強いのが特徴です。 アオダモは、野球のバットの材料として有名ですが、材は堅く粘り強いのが特徴です。株立ちのアオダモは庭木としても人気があり、比較的育てやすい樹木ではないでしょうか。樹形が美しく、眺めるだけでも癒されると思います。枝を切って水につけておくと、水が青くなることから、和名のアオダモと呼ばれるようになったそうです。葉裏などに毛がないものは、アラゲアオダモと呼ばれているそうです。 同属には、庭木として人気のあるシマトネリコというものもあります。
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