最近、多発している災害により、避難情報発令が変更になりました。生命を守る行動をとりましょう。

避難情報の変更

 令和3年5月20日より、避難情報の警戒レベル等が変更になっています。最近の多発する自然災害で危機を感じておられる方も多いかもしれませんが、状況に応じた適切な行動を心掛けましょう。
警戒レベル避難情報等
緊急安全確保
避難指示
高齢者等避難
大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
早期注意情報(気象庁)
災害警報イメージ
 直近では、7月に入って九州地方で、すでに警戒レベル5[緊急安全確保]が発令されています。警戒レベル5では避難は手遅れの状態です。早めの行動を心掛けましょう。
 また、ハザードマップは必ず確認しておきましょう。自分の住んでいる場所がどういう災害の危険性があるのか把握することは大切です。もし、家づくりをご検討の方も、事前にハザードマップを確認しておくと安心です。

※高岡市の防災ハザードマップの確認はこちら

線状降水帯の脅威

 最近よく聞く「線状降水帯」とは、何なのか?
 前線などで発生した積乱雲が線状に伸びたものが「線状降水帯」と呼ばれるものです。線状降水帯が発生すると、長く大雨が続く可能性があり、浸水や川の氾濫など大きな水害が発生しやすくなります。また、「線状降水帯」は現時点で予測が難しいらしく、位置がずれてしまう場合があるそうです。避難指示が発令された場合は、状況に応じた行動をしっかりとりましょう。大雨は水害だけでなく、土砂災害なども引き起こし非常に怖いので、十分注意したいものです。
線状降水帯イメージ

住まいづくりで気をつけたいこと

 昨今、温暖化や異常気象などいろいろ言われていますが、確かに私たちが小さい頃とはかなり変わってきているなと実感しています。これから、もっと状況が変わる可能性がありますが、現状を踏まえた最善の方法を考えていかなければいけません。住まいづくりにおいて、敷地選びが今まで以上に大切になってきます。建物本体をしっかりと造るというのは当然ですが、最近の災害状況を見た限り、建物本体だけで何とかしようというのは限度があると感じています。特に水害や土砂災害などは敷地の条件に大きく左右されますので、事前の確認が必要です。各市町村でハザードマップも出されていると思うので、しっかりと確認し、住まいづくりを検討してほしいと思います。
 実際は条件の整った敷地はなかなかありませんが、どういう敷地なのかを、いろいろな角度から見て、トータル的な判断をすることが重要です。それをしっかり自分で理解して、納得して住まいづくりを進めましょう。
大雨

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

コメント

コメントする