樹木の手帖_026

樹木_サルスベリ

サルスベリ

【猿滑】Lagerstroemia indica

 ミソハギ科サルスベリ属

 分  布 :中国原産

 樹  高 :小高木[3~9m]

花が咲く時期: 7月~10月頃

実が熟す時期: 9月~11月頃

◇特徴

 庭木や街路樹として広く植えられています。樹皮が剥がれ、すべすべになり、猿が木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうなことから、和名がついたといわれています。花は真夏を象徴する花の一つで、花の咲く時期がとても長く、百日咲き続ける花として、「百日紅」と書かれたらします。花色は、濃ピンク、薄ピンク、白など、いろいろな色の花があります。
 つるつるの樹皮はとても個性的ですが、リョウブやナツツバキ類も似たような樹皮をしています。葉は丸みのある卵形で、葉先がくぼむ葉も多いようです。丸みのある葉と小さい花がとても魅力的な樹木だと思います。比較的栽培しやすい樹木ですが、日当たりと風通し、水はけの良い場所で育てましょう。光が少ないと花が咲かないかもしれません。うどんこ病には弱いため、注意が必要です。
樹木_サルスベリ

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